助成事業 subsidy

ハレルヤ・ファミリー

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教会の牧師であった今は亡き先代が、事情を抱えた青年らを支援するため、自宅を開放して共に生活をする場を提供した事がはじまりで、2009年にはNPO法人を設立、2013年には「ハレルヤ・ファミリー」を開所しました。現在は、先代の奥様が理事長となって青年の自立を支援していらっしゃいます。

定員は男子6名で、15才から20才の児童を受け入れていてます。ホームでは、近隣の方々とのつながりを持つことを目的に、2016年から子ども食堂を始めたとの事。地域の皆さんと相互に支え合っている様子がうかがえました。

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今回助成したのは、送迎用車両のタイヤです。
車は先代所有のものを譲り受けて使っているとの事で、児童の自転車を載せて移動することもあり、大型のミニバンタイプの車両はとても重宝しているそうです。しかし、タイヤは摩耗が進み、交換をしなければと考えるものの、タイヤ4本の交換は高額なので躊躇していた中、当財団の助成の案内があり、さっそく応募をされたとの事。

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この地域は雪が降る事もあり、スタッドレスタイヤを欲していたそうですが、今回スタッドレスタイヤだけでなくサマータイヤも助成対象とする結果が届き、夏用・冬用タイヤをそれぞれ交換することが出来て大変助かっているとの事でした。

職員の方々とのお話を通じて伝わってきたことがあります。それは奉仕の心です。
各職員が、それぞれの立場で出来る事をひとつひとつ見つけ出し、青年たちの自立を促そうと努力されていらっしゃる姿に心を動かされました。我々も我々の立場でできる支援を今後も見い出していこうと思った次第です。

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